2023年1月14日から放送が始まり、数々の考察が繰り広げられているドラマ「大病院占拠」。
2023年2月12日に放送された第5話では、警察内部に鬼の仲間(内通者)がいる可能性が浮上、2月19日の放送では取調室に爆弾が仕掛けられ、内通者の存在が決定的になりました。
警察内部にいる内通者とは一体誰なのでしょうか?
いままでの伏線や気になるシーンをまとめてきた筆者が、紫鬼と内通者を徹底考察!
根拠となるシーンや画像もまとめてみました。
大病院占拠考察|内通者は誰?ついに登場シーンが!
第5話では盗聴器の存在や、淡路れいな巡査の正体などがバレたり、第6話でも取調室に爆弾が仕掛けられ、警察内部に鬼の仲間である内通者がいることが判明しました。
そして、第6話では内通者が登場するシーンが…!
それが、病院を占拠する1ヶ月前に鬼たちが集まっていた時のシーンと、
鬼たちが射撃訓練の時、青鬼の隣に映っていて腕組みをしています。
そして、みんなでカレーを食べている時のシーン。
よく見ると10人の鬼の他に、カレーを食べている人がいます。
右端に映っているこの人です。
なんだか男性っぽいですね。
それから橙鬼の流星と、茶鬼の雄吾がカレーをおかわりする時に、白鬼のゆり子が炊飯器を開けたときにも反射して映っていました。
前髪分けてる…?
これには相模俊介(白洲迅)だと予想する人が多くいました。
内通者が相模俊介で確定な理由6選!
第6話でついに、姿の映ったシーンがあった、警察内部にいる鬼の仲間の内通者。
これはもう相模刑事で確定⁉というわけで、その理由と根拠をまとめました。
内通者が相模俊介(白洲迅)である理由1:容姿が似ている
内通者が相模である1番の理由はやはり、鬼たちの会議、射撃訓練、カレーのシーンを見てみると、男性でその容姿が似ていることにあります。
着ているコートも、
炊飯器に映った髪型の感じも、
よく似ているような気がします。
内通者が相模俊介(白洲迅)である理由2:事件の半年前にSIS捜査員に配属されたばかり
相模が和泉管理官のいるSISに配属されたのは半年前、しかも相模は自ら志願していたことが分かっています。
灰鬼の正体が心療内科医の常陸先生であることは分かっているので、武蔵三郎が病院に来ることは仕組まれていた可能性はありますが、3階から突き落とされても生きていて、警察官に復帰し青鬼と交渉する人物になることは、青鬼も予想外だったはず。
っとなると、武蔵以外に、いま武蔵がやっているような、鬼たちのかすかな痕跡に気づき、現場で捜査して行く事のできる人物が必要で鬼側は用意していた可能性があります。
相模の事件前直前の配属と、捜査の最前線にいるという役柄は、内通者として十分疑わしい要素ではないかと思います。
内通者が相模俊介(白洲迅)である理由3:本部にいなかったから
第5話で盗聴器を2つ仕込み、元看護師の淡路れいな巡査を使った作戦を開始した際、相模は武蔵と行動を共にしているので、本部にはいませんでした。
看護師が警察官で、盗聴器が2つ仕込まれていたことが鬼側に伝わったのは、淡路れいな巡査が潜入し、佐渡先生の手術がかなり進んだ後。
メール内容と、タイムラグがあることを考えると、盗聴器と淡路が警察官であることに後から気づいた人物…
本部にはいなかった人間である可能性は高いです。
ちょうどそのころ相模は武蔵と行動を共にし、えみりちゃんの捜索に奮闘していました。
内通者が相模俊介(白洲迅)である理由4:殴られた後、自分で移動した?
第4話の終わりに紫鬼に殴られた相模さん。
紫鬼はホテルオシマの副支配人である対馬勝見だったことが第6話で明かされました。
相模は殴られる前にしきりに後ろを気にしている様子もありましたね。
これは殴られるのを知っていたから?
また、防犯カメラの映像で、えみりちゃんを乗せた後、紫鬼はすぐ小走りで運転席に向かう姿が映っていたので、シャッターに移動したのは、相模自身なのかな?という方も多くいました。
よく見ると、紫鬼に殴られた相模が倒れたのがここ。
しかし車に乗せた後の防犯カメラを見ると、もう相模の姿がありません。
なんかちょっと変?
相模への疑念が深まります…
内通者が相模俊介(白洲迅)である理由5:えみりちゃん保護のメールが早い
淡路れいな巡査と盗聴器のメールは遅かったのに、武蔵がえみりちゃんを救出し、そのメールはすぐに届いていたことから、相模が内通者では?と考察していた方もいました。
ただ相模さん、えみりちゃんが無事保護されたとすぐ無線で飛ばしているんですよね…
すぐにそばにいた相模さんがとても怪しいんですが、えみりちゃんが保護されていたというのは無線を聞ける警察官全てに伝わっていたということになります。
相模だからメールを送れたとは限らないんですよね〜…
内通者が相模俊介(白洲迅)である理由6:相模が武蔵を誘導している?
冷凍トラックのある場所を探る際の相模の発言が、武蔵を誘導しているように見えるという声も多くありました。
「画像がフリーズしてます」と気づいたのも、「電波状況が悪いことを考えると地下駐かもしれません。」と発言したのも相模さん。
また、鬼たちの残した映像に武蔵を誘導したのも、「この映像、ここじゃないですか?」と指摘したのも相模さんでした。
ただのファインプレーかもしれませんが、えみりちゃんが凍死しないように、早く見つけるために、あえて言っていたような気もします。
大病院占拠考察|人質の中にも鬼の協力者が⁉
2023年2月18日の第6話の放送後に公開された次回予告を見てみると、「ICUにも潜り込ませておきました」というセリフが…
ICUにいた人質は現在院長室のシェルターに逃げ込んでいますが、ここに鬼側の内通者がいるとするならば、それは一体誰なのでしょうか…
個人的に怪しいのは安芸しおりという看護師。
肝臓に腫瘍が見つかり血糖値が上がるためインスリン注射が必要不可欠です。
院長室の前に薬を落としてしまったので、安芸さんの命と薬に関して、今後鬼との交渉もありそう…。
それからもう1人ひっかかっているのが、大隅史郎(瓜生和成)さんです。
ICUに人質が移動した際、携帯を鬼に取り上げられていました。
院長はボールペンも取られていましたよね。
でも大隅さんはボールペンで、メモに遺言のようなものを書いていました。
なんで大隅さんはボールペンを取り上げられなかったのでしょう…
鬼側の人間ということでしょうか…
ボールペンが凶器になりうるから回収していたとして、インスリン注射も回収対象になりそうなものですが…
色んな人が怪しく見えてきますね〜…。
他にも怪しい内通者は候補6名!
内通者は相模刑事が1番怪しい!と思うのですが、疑い始めるとみんな怪しく見えてきます…笑
SNSで話題になっている他の内通者候補についても考えてみました。
内通者は和泉管理官(ソニン)説
和泉管理官が怪しい!という方もいました。
なぜ和泉管理官が内通者である可能性が高いと言われているのでしょうか?
その根拠となっているのが、淡路れいな巡査と盗聴器のことを話している時の和泉管理官の言動。
和泉管理官が潜入する淡路れいな巡査に盗聴器を「なるべく鬼の近くに設置して。場所は3階の……」と指示するシーンがありました。
えみりちゃんが目覚めたことで遮られましたが、和泉は地図で3階スタッフステーションを指しており、ここは鬼が拠点としている場所。
「これって和泉管理官知らないよね?」
「鬼達がいるスタッフステーションに仕掛けようとしたのはおかしいのでは?」という指摘です。
確かに矛盾しているようにも感じますが、鬼たちが拠点にしているのが3階のスタッフルームであることは、ICUにいた人質なら誰もが知っている事実です。
しかもその人質も、もう何人も解放されています。
スタッフルームが拠点になっていることは、ドラマ内で言及が無くても、すでに人質からの聴取で知っている情報であると考えられます。
これで和泉管理官を疑うというのは、ちょっと無理があるんじゃないかな…。
そこで気になったのが、5話で初めて存在が明かされた和泉管理官の旦那さんです。
狙撃された佐渡先生の手術のために、オペ経験のある看護師である淡路れいな巡査を呼び寄せた際、こんな会話をしています。
和泉管理官:鬼の要求を聞いて、あなたの顔が浮かんだ。
淡路れいな:ご主人にはお世話になりました。素晴らしい方でした。
「素晴らしい方でした」という過去形の物言いに、和泉管理官の旦那さんはすでに亡くなっているのでしょうか?
和泉管理官が警察に怨みを持つとすると、旦那さんの死が関わっていそうです。
ただ、内通者からのメールは、淡路れいな巡査が病院内に入り、手術が始まってかなり経ってから…ということを考えると、全てを知っている和泉管理官が連絡をするには遅すぎるかな…という印象ですね。
内通者は丹波一樹(平山浩行)説
内通者の可能性が高いと言われている丹波一樹は、第5話に一切出てこなかったこともあり、やっぱり怪しい…。
盗聴器のことも、淡路れいなが警察官であることも本部にいた捜査官であれば、もっと早く鬼に連絡がいったはずです。
病院内に看護師経験のある、淡路れいな警察官が潜入した際に本部にいたのはこの人達。
1つ目の盗聴器が鬼たちに見つかり壊された時、「作戦通りね」と和泉管理官がいうセリフがあるので、ここにいる人たちは、
淡路れいなさんが警察官であることも、盗聴器が2つ仕込まれているも知っていたことになります。
なので鬼たちに情報を流していたのは、この時本部にいなかった捜査員。
丹波さんはこの時本部にいなかったので、当てはまりますね。
丹波さんが戻ってきたのは長門知事からの入電があってから。
ただ個人的には内通者というより、和泉管理官からの指示で、警察内にいる内通者の捜索をしているような気がします。
「動きが読まれてる…」などの発言もあり、和泉管理官はスパイがいることに気づいている様子でした。
内通者がいるなら内密に探らせるはず…
そのために丹波さんが動いている…、そう考えると、第5話に一切出てこなかったのも納得がいくような気がします。
内通者は駿河紗季(宮本茉由)説
駿河紗季は、神奈川県警捜査支援分析センター(KSBC)の情報分析官です。
人質たちにこのまま籠もられたらまずいと危惧する赤鬼に、青鬼は「そのためにあの人がいる」と言った後
別回路から搬入口への侵入経路の扉を解錠する駿河が映ったこともあり、駿河が内通者ではないかという声が多く上がりました。
また、ドラマ「大病院占拠」の公式ホームページの「占」の文字をクリックすると、いつも数秒の動画が表示されるようになっており、6話の始まる前は、紫鬼だった対馬勝見のロッカーの動画が映し出されていました。
そして6話終了後公開された動画はなんだったのかというと、駿河の姿が…
この動画もあり、内通者=駿河?という声が広がっています。
ただ、駿河は盗聴器のことも淡路れいな巡査のことも初めから知っていました。
メールにタイムラグがあったのはなぜなのか。
しかもすぐ横には同じ情報分析官の志摩がいます。怪しまれることなくメールをしたりできるものでしょうか…
「どうして盗聴器バレたんだろう」という発言もあるので、もし駿河が内通者だとすると、めちゃくちゃ怖いですね。
第3話で登場したクラブタンゴ内で盗撮していた男
最も怪しいなと思っているのが、第3話に登場していた男。
土佐大輔の罪を明かすために訪れた「クラブタンゴ」で、武蔵三郎がクラブのオーナーに詰め寄るところを盗撮している男性が映っていました。
「嘘ばっか言ってっと今すぐお前のことしょっぴくぞ!」と武蔵三郎が言っていた動画が、すぐ「百鬼夜行ちゃんねる」のコメント欄にあげられていましたよね。
ただ、このクラブタンゴに武蔵たちが到着した時、警察の捜査員と関係者以外が入れないように規制がされていたはずです。
つまり、クラブ内にいて動画を撮っているのは、捜査員かクラブの関係者。
しかしクラブの関係者は、捜査官から事情聴取を受けているでしょうし、さり気なく携帯で隠し撮りができるのは、この界星堂病院の事件に関わっている捜査員の1人である可能性が高いのではと感じました。
この人が鬼たちに警察内部の情報を流しているのかもしれないですね。
第6話の取調室に案内していた刑事と、武蔵を呼びに来た刑事
播磨院長が病院から解放され、警察署の取調室に連れてこられました。
取調室の机に手紙と、椅子に爆弾が仕掛けられていたことを考えると、取調室に案内していた刑事さんも怪しく感じます。
その後に登場した、播磨院長が武蔵警部に話があると呼びに来ていた刑事さんもいましたよね。
紫鬼も突然出てきた対馬勝見(内村遥)だったので、メインキャストではなく、いままでもさりげなく映っていた刑事さんの可能性も十分に考えられる気がします。
ドラマ「大病院占拠」おすすめ関連記事
他にもドラマ「大病院占拠」の考察記事を公開しています。
1話から6話まで放送され回収された伏線もありますが、まだまだ謎の残っているシーンが意外とたくさんあります…
CGに違和感のあるシーンだけ、まとめてみました。
爆発したシーンを一時停止してみると面白いことが分かります。笑
見返したくなること間違いなし!
まとめ
警察内部に鬼の協力者がいる可能性が浮上した第5話に続き、それが確信に変わった第6話。
個人的には、相模刑事が内通者という考察になりましたが、
考えれば考えるほど、いろんな人が怪しく見えてくるものですね…
一体内通者は誰なのか!
次回の放送も楽しみです。